少林山達磨寺 群馬県高崎市鼻高町296
- 2012.08.29 Wednesday
- 20:05
パワースポット☆☆☆
ご利益 商売繁盛・家内安全など
境内 自由
駐車場 無料
達磨寺(だるまじ)は、群馬県高崎市にある黄檗宗の寺院。
山号は少林山。
「高崎のだるま市」が有名な福だるま発祥の寺。
境内には古今東西のだるまが展示される達磨堂や世界的建築家ブルーノ・タウトが住んでいた洗心亭がある。
助監督時代の黒澤明が脚本化した「達磨寺のドイツ人」の舞台でもある。
・・
拝殿左側に、なんかでっけぇ〜だるまがある
その大きいだるまの隣に
だるまプチ博物館
ちょっとした雑学
どうして売っているダルマには目がないのか?
約200年前まで、ダルマは普通に目が入ったものが売られていた。
ところがある時期「疱瘡(ほうそう)」という病気が大流行し、大勢の子供が失明した。
そこで、ダルマが疱瘡除けのおまじないとして用いられるようになり、買うときに少しでも目が良く描けているダルマを買うといった風潮が生まれたんだね。
そこで、ダルマを売る人は、目を描いていないダルマを用意して、客の求めに応じてその場で目を入れるような方法を取り入れ始めたんだ。
これが、目のないダルマの始まりってわけなんだね。
慈眼院(高崎白衣大観音) 群馬県高崎市石原町2710-1
- 2012.08.29 Wednesday
- 19:59
パワースポット☆☆☆
ご利益 縁結び
4月〜10月:午前9時〜午後5時、11月〜3月:午前9時〜午後4時30分
白衣大観音胎内拝観費用
高校生以上300円(200円)、中学生以下100円(50円)
※( )内は30名以上の団体料金
駐車場 普通車420円 大型車730円
【高崎白衣観音(たかさきびゃくいかんのん)】
昭和11年、地元の実業家井上保三郎氏によって高崎市のシンボルとして建立されたもので、のちに高崎市に移管されています。高さ41.8mのコンクリート造り観音像で、内部は9層に分かれ20数体の仏像が安置されている。
丘陵地の山頂にあることから、胎内の窓越しに関東平野が見渡せる。
昭和16年には像の東側に高野山の慈眼院が移建され、今は同院本尊の前仏となっている。
また平成12年には、国の登録有形文化財指定となりました。
付近一帯は市民の憩いの場所で、県内有数のサクラの名所にもなっている。
五徳山 水澤観世音/水澤寺 群馬県渋川市伊香保町水沢214
- 2012.08.29 Wednesday
- 19:28
パワースポット☆☆☆☆
ご利益 厄除け
釈迦堂拝観9〜16時
駐車場 あり
水沢寺の創建は推古天皇の時代(592〜628)、上野国司高光中将が恵潅僧正を招いて開山し自らの菩提所としたのが始まりと伝えられています。持統天皇の時代(690〜97)には国司である柄階邦隆と水沢寺門徒がささいな事から対立し伝承では御堂30余棟、坊舎300余棟、仏像180余体が焼失したと伝えられています。その後、東円によって再興され寺運も隆盛しますが永正8年(1511)、大永2年(1524)の火災で多くの堂宇が焼失しています。江戸時代に入ると幕府から庇護され朱印状を賜り、伊香保温泉の湯治客や札所巡りの巡礼者が盛んになり再び隆盛しています。現在の水沢寺境内には天明7年(1787)に再建された観音堂や仁王門、六角二重塔がありそれぞれ渋川市指定重要文化財に指定されています。又、境内には江戸時代から作られていた「水沢うどん」を売る店が軒を連ね"日本三大うどん"に数えられています。
水澤観音とは、坂東三十三番観音霊場の中の第16番にあたります。「三十三番観音霊場って何?」と、歴史や宗教に詳しくない私のような方の為に、ちょっと解説します。三十三番観音霊場というのは、観音様を信仰する人々によって始まりました。
観音信者の念願としては、本当は、四国八十八箇所の霊場を巡る、お遍路の旅をしたい。けれども、四国はあまりにも遠い・・・。ならば、近くに作ってしまえ、というので、近畿地方の西国三十三観音霊場や、関東地方の板東三十三観音霊場、埼玉の秩父三十三観音霊場などができました。
三十三霊場だけでも、全国に60カ所くあるそうです。その他に「百観音霊場」や「二百観音霊場」もあるそうで、日本にそれほどたくさんの霊場があったのかと、驚きます。
ちなみに、なぜ三十三かというと、観音様は、人間が苦しんでいると、その人と同じ姿に姿を変えて彼らを救うそうです。その変化身の数が三十三であることから因んでいます。
水沢寺仁王門: 案内板によると「 この仁王門は、江戸時代、天明7年(1787)に完成したと思われる。三間一戸楼門で彫刻に彩色を施し、1階天井には江戸時代狩野派の絵師で「上野法眼」の称号を持つ狩野探雲の絵が見られる。近世建築特有の華麗さを遺憾なく発揮し、上下の均整のとれた楼門として、採光の位置を占める名建築である。 渋川市教育委員会」とあります。
楼門(左上写真)は朱塗り、唐破風付きの江戸趣味な三間一戸の門である。
一階の左右の一間には仁王像が収められている。最近修復されたようで、気持ちがいいくらいにツルツルと光沢を放っている。
造形も力強くて、仁王像としては立派なものである
実は門の背後に廻ってみると、風神雷神の背後の壁の裏には隠し通路があり、そこから楼上へと登ることができる。
一般的な三間一戸楼門では楼上に登る場合は高欄部分にはしごで登る形式のものが多い。このように仏像の後ろの空間に階段があり、しかも上り下りの二つの階段があるという構造がいかに特殊かは、左写真を見れば一目瞭然であろう。これはもはやカラクリ的というか忍者屋敷的と言ってもいいであろう。
水沢寺観音堂: 案内板によると「 この観音堂は、本尊に千手観音をまつる坂東札所観音堂の典型的な様式である。江戸時代、天明7年(1787)の建築と思われ、正面向拝、棟唐破風は近世建築特有の華麗さを表し、全体的には中世の建築様式を残す手法を用いている。五間堂として県内でも重要な遺構である。 渋川市教育委員会」とあります。水沢寺観音堂は昭和60年に渋川市指定重要文化財に指定されています。
水沢寺六角堂二重塔: 案内板によると「 この六角堂二重塔は、地蔵堂、六角堂とも呼ばれ、六地蔵を六角輪転の台座に安置し、二層に大日如来を安置した独特の形式である。下層の1辺は2727メートル(9尺)、上層の1辺は1364メートル(4.5尺)と半減しており、上層柱間が下層柱間の2分の1となる多宝塔の木割に似ており、相輪も多宝塔形式に類似している。・・・(後略) 渋川市教育委員会 」とあります。
六体のお地蔵さんは、地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間界、天人界の六道を守っています。
この六つの世界に生まれ死んだものは又いづれかの世界に生まれて輪廻していくとされています。梵語の「これらの世界(地)を統括管理するもの」という言葉を漢訳したのが「地蔵」です。お地蔵さんは、六つの世界のそれぞれにある者を導く存在なのです。
お地蔵さんの回し方
このように、左に3回まわすと、願いが叶うと言われています。
水澤観音のある、板東三十三観音霊場は、今から約八百年前の鎌倉時代初期に源頼朝により、戦いの後、人々の供養や永い平和への祈願など様々な熱い思いを込めて開かれたといわれいます。水澤観音は、約1300年前に作られました。当時の水澤観音には、30ものお堂があり、1200体の仏様が奉られていたそうですが、火災によって大半が消失してしまいました。減ってしまったとは言え、現在も、広い敷地の中に、4つのお堂や、鐘などがあり、たくさんの見所があります。
チベット仏教に、この六角堂とよく似た、マニ車というものがあります。経文の書かれているマニ車を回すことによって、回した分量の真言を唱えたことと同じ功徳があるそうです。
個人が携帯するハンディサイズのマニ車もあれば、寺院には、高さ2〜3メートル、直径3〜4メートルの大きなものまであるそうです。マニ車に書かれている経文は、「オムマニペメフム(観音の真言)」という言葉がほとんどだそうで、観音様をまつっている水澤観音とのつながりが見えて、おもしろいですね。
水沢寺に参った後は、門前にたくさんある水沢うどん屋によるべし。 讃岐とはぜんぜんちがう、のどごし嬉しいざるうどんが味わえます。 たいていの店でメニューにある、舞茸の天ぷらも絶品。 セットメニューがお薦めぢゃ
水澤に近い場所に、結構素敵な滝があります。 水澤より少し下りて、南に向かう道路を行くと滝(すみません名前忘れてしました)の看板がありますで、すぐ判るかと思います